様々な料理で使われる「練り物」。でも、どんなふうに作られてるんだろう?
いわきかまぼこ工房では、かまぼこアート・竹ちくわ作りを通じて
練り物の作り方を学ぶことができます。
自分で作ったできたての練り物、おいしさは格別です!
身近な食べ物の作り方を通して、地元の産業・水産資源について学ぶことができます。お子様の食育としてはもちろん、大人も楽しめます!団体でのレクリエーション等としてもぴったりです。
ものづくりのワクワク感と、自分で作ったおいしいかまぼこを楽しく味わえます!
・かまぼこアート
・竹ちくわ作り
・竹ちくわ作り
水曜・日曜・祝日 および 11月~1月の期間は休館となります。
ラミネートフィルムで包装後、蒸す段階で「リテーナ缶」という金属缶に密封して蒸す事で、通常より保存性が高く、衛生的で型崩れのないかまぼこができます。これを「リテーナ成形」といいます。
この代表的な製法を例に、夕月のかまぼこづくりの工程をご紹介いたします。
スケトウダラ、ミナミダラ、グチ、イトヨリダイなど選りすぐった原料を使用しています。
すり身を丹念に水で晒(さら)し、余分な臭みや脂を落とす事で真っ白なかまぼこができあがります。すり身は鮮度を保つために-30℃で冷凍し、使用時に専用の機械で解凍します。
すり身を擂潰撹拌機(らいかいかくはんき)に投入します。コンピューター制御の「真空ボールカッター」を使用することで、安定した品質のかまぼこが生産できます。
かまぼこと言えば特徴的な紅白ですが、夕月のかまぼこは合成着色料不使用。自然由来の素材を使い、しっかりと攪拌して美しいコントラストを生み出します。
ポンプから押し出されたすり身が、成形機によって板の上に盛り付けられ、裁断機で規則正しく切り揃えられます。リテーナ成形の場合は、蒸す前に包装機でラミネートフィルムに包まれます。
ここがかまぼこのポイント!
一定の時間と温度でかまぼこを寝かせる事によって、プリッとした独特の歯ごたえを生み出します。
通常の蒸しかまぼことリテーナ成形で最も異なるのがこの工程。リテーナ成形の場合は、リテーナ缶と呼ばれる金属製の缶に詰め、缶ごと蒸し上げます。これによって、より保存性が高く、型崩れの少ないかまぼこができあがります。
急速冷却されたかまぼこは、それぞれ金属探知などの工程を経て、1本1本検品・包装されます。
完成した製品は大型冷蔵庫で保管され、お客様のもとへと出荷されていきます。